カンジタの症状と治療法について知ろう!

カンジダとは

性器カンジダ症とは、真菌の一種であるカンジダ菌が性器に増殖して起きる感染症です。女性の膣内にはもともと常在している菌で、健康な状態である時は増殖することもなく何の症状も出ませんが、ストレスやホルモンバランスの乱れ、経口避妊薬や抗生物質・抗菌剤の服用、体調不良、洗いすぎなどが原因となって異常増殖することにより、様々な不快な症状が出てきてしまいます。ちょっとしたことで発症するため発症を繰り返す人が多く、今では市販でカンジダ専用のお薬が販売されているくらいポピュラーな病気になっています。

カンジダとは

女性の場合は前述の通り、様々な原因によって発症するため、性的接触がない人でもカンジダ症になることが多々あります。またカンジダ症は女性だけの病気と思われがちですが、発症しにくいとは言われているものの、男性にもしっかり感染しますので注意しましょう!

カンジダの症状と特徴

女性のカンジダ症の症状で代表的なのが、おりものの変化やかゆみと言われています。ヨーグルトやカッテージチーズのようなドロっとした白いおりものが多く分泌され、局部周辺に強いかゆみや違和感を覚えます。かゆみがある場合は寝ている間に掻き壊してしまっているケースも多く、掻いた部分から出血するくらい酷い状態になる人もいるようです。また炎症を起こして真っ赤になってしまっている状態だと、トイレの時もしみてとても痛いそうです。

男性の代表的な症状は、尿道からの白い膿が分泌されることと、恥垢と呼ばれる白いカスのようなものがついてしまうことで、人によっては赤くただれたり、水疱ができたりすることも。トイレに行った時に膿に気付いて、えっ!?と驚く人が多いらしいのですが、それでも放置しちゃう人もまだまだいるんだそうです。

忙しくても放置はダメですよ~!今は自宅で検査キットを使って検査もできるし、検査や治療をすることは大人として最低限のマナーだって覚えておいてくださいね!

カンジダの治療法

カンジダの治療方法でよく使われるのが、女性の場合は膣錠と塗り薬の2種になります。膣錠は6日間連続して使用することを基準に作られているものが多いですが、中には1回だけ入れれば効果が7日間継続するタイプもあります。クリニックでの処方の場合、前者のタイプが多いですね。膣錠が初めての人の場合は、使い方で迷ったり不安になることがあるみたいですが、タンポンみたいに中に入れるだけでOKなので変に構える必要はないですよ~!生理中は使用ができないので、生理中に処方された場合は終わってから使用していきましょう。

塗り薬は抗真菌薬のクリームタイプを処方されますが、これは膣の中にではなく外陰部のかゆみや違和感が起きている箇所に塗っていきます。

男性の場合もこの塗り薬を処方されるのが一般的な治療法になっていますね。これは予防の話になってしまいますが、男性は性的接触の後すぐにおしっこをすることで菌を排出できる構造になっているので、なるべくトイレに行くように心掛けてみてください。他にはバランスのとれた日常生活を送ること、食事に気をつけることなどを意識していくのも治療法のひとつだそうですよ。ビタミンや乳酸菌も普段から意識して摂る!これが毎日できていれば予防にもなるので、是非今日からやってみませんか~?

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