性病の主な原因を知ろう!

性病の主な原因

性感染症の主な原因は性的行為による接触感染ですが、接触したことで100%感染するというわけではないんです。今若い人に多く見られるのがクラミジアやヘルペス、カンジダ症で、中でもクラミジアやヘルペスは感染した人が使ったタオルを使って感染するというケースも!

カンジダは女性の膣内の常在菌ですが、免疫力や抵抗力が何らかの原因で落ちてしまった場合に病気として発症することがあって、例えば抗生剤や抗菌剤、経口避妊薬のお薬を飲んだ場合や、膣内を洗いすぎてしまって良い菌を殺してしまった場合、トイレの後局部を綺麗にできていなかったことなどが原因になるそうです。男性には関係ない病気と思われがちなんですが、すでにカンジダ症を発症している女性から感染することで男性も発症することがあるので要注意です!

性病の主な原因

また性感染症にはウイルスで感染するものもあって、ヘルペスや尖圭コンジローマは良性のヒトパピローマウイルスが原因で発症することで知られていていますが、悪性の場合は子宮頸ガンの原因になるそうです。皆さんがよく知っている性感染症の原因をざっとまとめてみましたが、どれも放置することで治るものではないので何か様子が変だなと感じたらすぐに検査してくださいね。

性病の様々な感染経路

性感染症には様々な感染経路がありすぎることと目に見えないものということから、どうしても感染を防ぎきれないんですよね。例えばウイルスが原因のヘルペスとか原虫が原因のトリコモナスは感染力が強くて、患部を触った手で粘膜などに触れるだけで感染したり、トリコモナスやかなりポピュラーになってしまっているクラミジアは水に強いので、患者と同じお風呂に入ったことで感染してしまうというケースもあるんですよ。

お風呂といえば、プールとか銭湯や温泉などでも性感染症がうつってしまうことがあるんです。トリコモナスはもちろん、比較的多いのが毛ジラミですが水の中で感染ということではなくて共用のもので感染するので、脱衣所や洋式トイレなどは危険です。

こんな感じで性的な接触以外にも感染経路はたくさん存在しているので、自分の知らない間にうつってた…なんてことが誰にでも起こりうるわけです。

またこれは皆さんに覚えておいて欲しいことなのですが、性病にかかったままの状態で妊娠・出産してしまうと母子感染を起こしてしまい、結果的に死産になってしまったというケースもあるそうなので妊娠予定がある人は前もって検査をしておくのが安心かなあと思います。

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