彼氏・彼女に性病に感染したと告白された場合の対処方

もしあなたがパートナーから性病の感染を告白されたらどうしますか。 自分に疑いがなければ、相手の浮気が考えられますよね。逆に自分が浮気をしていたら自分が相手にうつしちゃったかもしれない、とも考えられます。自分が浮気をしていても「コンドームを使っているから原因は自分ではない」と誤解して、相手を疑う人もいるかもしれませんね。しかし性病はコンドームで完全に防げるものではありません。オーラルセックスで感染する性病も珍しくないのです。

そして性病の種類によっては、感染していても症状が出ない性病もあります。以前のパートナーから感染していたのに、初期症状だと自覚症状がないことも多く、知らないうちに今のパートナーにうつしてしまっていることもあります。

またB型肝炎の場合、性交渉で感染することもありますが、母子感染でB型肝炎ウィルスを保持している人もいます。1986年より前に生まれた人は母子感染防止法が始まる前なので、B型肝炎に感染していても症状の出ない無症候キャリアである人もいて、自覚がないままにパートナーにうつしている可能性もあります。

性病は種類によって症状が違いますし、症状の出方や潜伏期間にも個人差があります。「相手から性病の感染を告白された＝浮気」ではない可能性もあるってことです。うつしたうつされたと感情的になる前に、告白されたパートナーはすぐに検査をしましょう。早期に発見して早期に治療することが何よりも重要です。

性病感染してしまった際の上手な言い訳

自分が性病に感染したとわかったとき、あなたにパートナーがいたら・・・。 パートナーには感染したという事実をきちんと伝えなければなりません。でも浮気を隠したい気持ちだってありますよね。そんなときの上手な言い訳としては、男女とも元カレ元カノにうつされていた、というのが一番使いやすい言い訳でしょうか。

実際にクラミジアは感染しても症状の出ない無症候キャリアである人もいます。淋病の場合、女性は症状が出ないこともあります。でもクラミジアや淋病じゃない性病の場合は使いにくいですね。さらに付き合いはじめて2、3年くらいの間でないと説得力はありません。

また男性の場合は、風俗に行ってうつされたというあまり印象の良くない言い訳も使えるかもしれません。女性の場合感染したのがカンジダであれば、カンジダはおりものの異常でも起こる病気で性交渉がなくても発症するので、浮気はしていないと言い切れちゃいますね。 他にも感染力の強い性病の場合は自分の免疫力が下がっていたということで「使い回しのタオルで感染した」とか「銭湯とか公衆浴場、公衆トイレの椅子なんかでうつったかもしれない、それしか考えられない」としらを切るという方法もなくはないのですが・・・。

こうした苦し紛れの言い訳もありますが、「元カレ元カノにうつされてしまったかもしれない」という言い訳をどうしても使えない場合は、素直に浮気をしてうつってしまったと告白するしかないかもしれません。この告白でその後二人の関係がどうなるかはわかりませんが、相手のことを考えて隠さず必ず伝えましょう。

一番重要なことは、相手に感染していた場合すぐに治療をしてもらうことです。まずは感染しているか検査をしなければなりません。隠したままで相手に感染した性病が進行してしまうことだけは絶対に避けなければいけないことです。