男性が性病にかかると局部にあらわれる症状
男性が性病にかかると局部にどのような症状があらわれるのでしょうか？症状別に、かかっている疑いのある病気をまとめてみましたので、参考になさって下さい！
| 疑いのある病気 | 局部にあらわれる症状 |
|---|---|
| クラミジア感染症 | 尿道からの軽い膿みの分泌、かゆみまたは不快感、軽い排尿痛が認められる、精巣上体の腫れが認められる |
| 淋菌感染症 | 尿道から白または黄色で粘性のある膿の分泌が認められる、精巣上体の腫れが認められる |
| 性器カンジダ症 | 亀頭のかゆみやただれ、白いカスがたまる、水疱が認められる |
| 尖圭コンジローマ | 局部にトサカのような出来物ができる |
| 毛ジラミ | 下着に黒い点々が付着していたり、陰毛部の我慢できない程の強烈なかゆみが認められる |
| 性器ヘルペス | 排尿時に強烈な痛みがあったり、局部などに水疱のようなものが認められる |
ただし例えば性器カンジダ症の「かゆみ」や「白いカスがたまる」などの症状は、軽度の場合や個人差もあって、本人でも気が付かない場合もありますので注意が必要です。少しでもおかしいなと感じたら早めの検査をオススメいたします！
男性が性病にかかると全身にあらわれる症状
今度は男性が性病にかかると全身にあらわれる症状についてまとめてみましたので、ご参考になさってみて下さい！
| 疑いのある病気 | 全身にあらわれる症状 |
|---|---|
| クラミジア感染症 | 尿道からの軽い膿みが分泌されており、軽い発熱が認められる |
| 梅毒 | 性器や口などの粘膜及び皮膚に中心が盛り上がった形状のしこりがあり、痛くはないがリンパの腫れが認められる |
| HIV感染症（エイズ） | 急激な体重の減少や原因不明の下痢が1ヶ月以上続く |
| B型肝炎 | だるい、食欲不振、発熱、黄疸の症状が認められる |
| クラミジア感染症 膣トリコモナス感染症 |
自覚症状はないが、原因不明の不妊症が認められる |
| 赤痢アメーバ症 | 下痢、腹痛、粘液便、発熱、寝汗 |
| 疥癬 | ミミズ腫れのような皮膚が盛り上がった形状の腫れが認められる |
| 血精液症 | 精液がピンク色や赤色になり、赤黒い点が認められる |
いかがでしょうか？一見するとただの疲労や風邪などに似たような症状もありますよね。全身に症状があらわれるタイプの性病の中には、潜伏期間といって、感染してはいるけれど症状があらわれないという期間がとても長いものがある、ということも覚えておかなければなりません。
男性に激しい症状があらわれる性病
性感染症にかかっても男性の場合は症状が現れにくくてとても気付きにくいのですが、中には激しい症状が出てとても辛い思いをする病気もあるんです。皆さん一度は耳にしたことがある名前だとは思いますが、その性感染症はズバリ、淋病です！淋病は女性の場合おりものが少々変化するくらいであまり自覚症状がなく気付かないことが多いのですが、男性の場合はひどい痛みを伴う尿道炎を起こすのですぐにわかるらしいです。
女性よりも、男性の方が治療をせずに放置してしまうことが多いというのが現状なんですが、淋病の場合は放置することで前立腺炎や睾丸の炎症を起こし、無精子症になるなど最悪なケースに陥ることもあるので、異変に気付いたらすぐに検査と治療をしましょう！淋病は感染力が強く、口の粘膜が触れるだけでも感染する場合もありますので特に注意して欲しい病気なんです。淋病の感染経路のほとんどが性的接触によるものですが、まれに共用のタオルなどで感染してしまうケースもあるので、タオルなどはできる限り個人別に使用することを心がけていきましょう。
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