クラミジアの症状と治療法について知ろう!

クラミジアとは

今やポピュラーな性感染症になってしまったクラミジアは、クラミジア・トラコマチスが原因で、性的接触やオーラルセックス、ディープキスなどの行為によって感染します。今最も注目されている点は、クラミジア感染症による不妊症は女性だけではなく男性にも起きるということで、不妊で悩んでいる場合は一度検査してみることを強くオススメします。

クラミジアとは

クラミジア感染症は、大体1週間から数週間の潜伏期間を経て発症しますが、男性の約半数以上は無症状で感染したことに気付かないケースが多く見受けられます。症状が出た場合は、尿道の痛みや違和感、白い膿の分泌などですぐにわかります。女性の場合は、おりものの変化が一番大きな変化で、排卵日じゃないのに下腹部痛があったり不正出血が見られることもあります。

またクラミジア感染症は性器だけでなく咽頭にも感染するのですが、治療方法はどっちも同じで抗生物質または抗菌剤を2週間程度服用して治療していきます。コンドームを使用することで防げる性感染症ではありますが、口での感染経路も存在するので100%ではないということを覚えておいてくださいね。

クラミジアの症状と特徴

クラミジア感染症にかかるとどんな症状が出てくるのか、男女別にまとめてみました!まず、男女合わせると約80%もの人が無症状ということを覚えておいてください。ということは、知らず知らずのうちにうつされてしまう可能性がある、ということになります!男女共に、潜伏期間は大体1週間程度と言われていますが、人によってはもっとかかって発症することもあります。

発症した時に見られる症状は、女性の場合だと一番わかりやすくて出やすいのがおりものの変化ですね。おりものが多くなったり、においがするようになったりするので、誰でもすぐに気付けると思います。下腹部痛や不正出血、性器周辺のかゆみや違和感などもよく見られる症状で、下腹部痛はズーンとした変な痛みなのでただの腹痛じゃないことがわかると思います。性交時にも下腹部痛がすることがあるので、いつもならならないのにと思ったら一度検査をしてみましょう。

クラミジアの症状と特徴

男性の場合は、尿道の違和感や痛み、白い膿の分泌が起きるのですぐにわかると思います。特に膿はびっくりする人が多いみたいですね。女性も男性も病気を無視して治療しないでいると、不妊症や子宮頸管炎、前立腺炎や無精子症などの重篤な病気になる可能性が高いので、絶対に放置したらダメですよ。

クラミジアの治療法

クラミジア感染症の治療は、男女共に投薬がメインで行われますが、より早い回復を望むために点滴で抗生物質を入れていくこともあります。男性は泌尿器科や性病科、女性は婦人科または性病科、咽頭クラミジア感染症の場合は咽頭科への受診が基本になりますが、恥ずかしい、怖い、時間がないって人には自宅で手軽にできる性感染症検査キットを使うことをオススメしてます!検査キットで自分で採取する場合もクリニックでも検査自体は簡単&短時間で、男性は尿道からの採取、女性は膣内からの採取をするだけで済むので、全然怖くないんですよ~!パートナーがいてどちらかが感染している場合は、ピンポン感染を防ぐためにパートナーも同時に治療するのが基本とされているので、怒られそうだから内緒にしとこうとか絶対やめてくださいね!

クラミジアの治療法

お薬は抗生物質メインでニューキノロン系、マクロライド系、テトラサイクロン系の中から医師の判断のもと強力なものを服用していきますが、ニューキノロン系を1週間服用しても治らなかった場合は、違う系統の抗生物質を服用するという方法をとることもあります。また女性の場合、抗生物質や抗菌剤の服用でカンジダが発症するケースがとても多いですが、万が一かかってしまった場合は医師に伝えて専用の治療薬を処方してもらいましょう。

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